本シンポジウムは1973年に「生体成分の分析化学シンポジウム」として発足し、2001年の第14回より「バイオメディカル分析科学シンポジウム(BMAS)」と名称を改め、今年度、第30回を迎える伝統ある会です。本シンポジウムは、病気の診断と治療を目的としたバイオメディカル分野において、伝統的な臨床化学や病態解析としてのバイオイメージング、創薬研究における薬物動態、さらに新しい分離技術の研究などの最先端研究について、薬学研究に携わる産官学の研究者や学生が議論する貴重な機会です。
第30回本シンポジウムは、2017年8月28日(月)から29日(火)の2日間、東京大学薬学部において開催いたします。特別講演2件とシンポジウム4件、そして一般講演(口頭およびポスター)を予定しています。また、学生・若手研究者を対象とした研究奨励賞の授与も予定しております。これからの医療に貢献する分析科学を模索し、発展する場として本シンポジウムが実りあるものになることを期待しております。皆様のご参加を、心よりお待ちしております。
第30回バイオメディカル分析科学シンポジウム
実行委員長船津 高志
東京大学大学院薬学系研究科